遺伝子組換えの基本情報

実用化されている遺伝子組換え作物

これまでにない花色の植物

古来より、青いバラ(Blue rose)=「不可能」を意味するように、青色のバラやカーネーションは、従来の品種改良ではつくることができませんでした。これらの花には、青色の色素をつくるために必要な遺伝子が存在しないためです。
そこで、遺伝子組換え技術を使い、これまで不可能とされていた新しい色の花の開発・研究が行われています。
ペチュニアの青い色素の遺伝子を組み込んで開発された青紫色のカーネーションは、1997年から販売が始まり、世界で唯一の青色系カーネーションとして、日本をはじめ、北米や欧州など海外でも販売されています。ヨーロッパでは花嫁が青い物を身につけると幸せになるという言い伝えがあり、結婚のプレゼントとしての人気も高まっています。また、パンジーの青い色素の遺伝子をバラに組み込むことによって、今までにはない青色のバラも誕生しており、その実用化が期待されています。