プレスリリース
バイテク情報普及会 第3回高校生科学教育大賞 授賞校決定のお知らせ
2019年6月20日
バイテク情報普及会 第3回高校生科学教育大賞
受賞校決定のお知らせ
― 最優秀校は貞静学園高等学校、特別優秀賞は山形県立村山産業高等学校 ―
バイテク情報普及会は、持続可能な農業の実現や食料の安定供給への貢献を念頭に、バイオテクノロジーの重要性をご理解いただくため、様々な活動を行っております。その一環として、これからを担う高校生の皆様に「植物バイオテクノロジー」と「持続可能な農業」についてより深く学び考えるきっかけとしてもらうことを目的とした「高校生科学教育大賞」を2017年に設立しました。支援対象となる科学教育活動を公募し、採択校にはその活動費用として1校につき最大100万円の支援を行っています。
第3回となる本年は、全国各地の高等学校から合計11件の応募を頂きました。小泉 望氏(大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授)、小島 正美氏(食生活ジャーナリストの会 代表)、高島 賢氏(農林水産省 消費・安全局 農産安全管理課 審査官)の外部委員及びバイテク情報普及会 会員企業から成る選考委員会において、各校より提出された申請書類に基づき厳正な審査を重ねた結果、下記の高等学校を授賞校に選定し表彰するとともに、その活動を支援することを決定いたしました。
最優秀賞には、貞静学園高等学校の「メンデルの法則をバイテクで証明しよう(植物育種とバイオテクノロジーの融合)」が選ばれ、バイテク情報普及会より活動支援金として申請金額の全額となる65万円が給付されます。古典的によく知られているメンデルの法則を育種の原点に立ち戻り、バイオテクノロジーで再現、実感しようとする試みが高く評価され、最優秀賞の授賞に至りました。
また、特別優秀賞として、山形県立村山産業高等学校の「山形県産イモ類におけるバイオテクノロジーを用いた質的向上および環境保全型農業の実践に関する研究」が選ばれました。地域特性を生かした研究テーマとその具体性が評価され、申請金額の一部、50万円が支援金として給付されます。
その他授賞校などの詳細については以下URLウェブサイトをご覧ください。
https://cbijapan.com/education/
プレスリリース本文(PDF)
https://cbijapan.com/wp-content/uploads/2019/06/CBIJ_Press_Release_190620.pdf