更新日:2022年12月15日
資料室 - 写真
トウモロコシが収穫され、出荷されるまでの様子を写真で紹介しています。
※使用ご希望の方は事務局までご連絡ください。
とうもろこしが出荷されるまで (1)収穫
トウモロコシ(デント種)は、ほとんどが飼料用に使用されます。米国は世界最大のトウモロコシ生産国で世界生産の3割以上を生産しています。
アメリカ中西部のコーンベルト地帯には、広大なトウモロコシ畑が広がります。
秋10月から11月にかけて収穫が行われます。
収穫されたトウモロコシは、トラックなどに積み込まれて輸送されます。
普通、カントリーエレベーターと呼ばれる地域のサイロに集められます。
とうもろこしが出荷されるまで (2)リバーエレベーターへ
トウモロコシはその後、リバーエレベーターと呼ばれる、さらに大規模なサイロに集められます。
搬入時には、検査の為にサンプリングされます。
3箇所から検体を採取します。
水分や重量などの品質、未承認の遺伝子組み換え品種が混ざっていないかなどが検査されたうえで、サイロに収められます。
リバーエレベーターは水上交通の拠点に設けられていて、トウモロコシは川を利用してニューオリンズ港にある輸出用の(エクスポートエレベーター)まで輸送されます。
とうもろこしが出荷されるまで (3)エクスポートエレベーターへ
エクスポートエレベーターで、輸出時に船に積み込まれます。
主に約7万トンのパナマックス級の船が使われ、日本へ出荷されます。