バイオテクノロジー関連資料
遺伝子組み換え食品に対する消費者の意識調査(2015年・バイテク情報普及会)
日本でも「遺伝子組み換え作物(バイテク作物)」を原料とする食品は、私たちの暮らしに深く浸透しています。しかしながら、多くの方は、そのような実態をご存知なく、また、それらの食品に対し漠然とした不安感を持たれ、依然として受容意識は低いといわれています。
バイテク情報普及会では、長年、バイオテクノロジーの重要性をご理解いただくための広報活動の一環として、バイテク作物を原料とする食品(遺伝子組み換え食品:バイテク食品)に関する情報提供など、消費者の受容意識の向上を目的とした様々な活動に取り組んでまいりました。
このような背景のもと、当会では「遺伝子組み換え作物(バイテク作物)」を原料とする食品に対する消費者意識を把握するための調査を、過去より実施してまいりましたが、この程、2015年に行いました調査の結果が纏まりましたので、ご紹介申し上げます。
<調査のまとめ>
- 消費者が食品を購入する際の遺伝子組み換え(バイテク)食品に対する関心は、食生活の中では相対的に低く、2004年度の調査結果に照らしてみても低下傾向である。
- 「商品への不使用表示」、「遺伝子組み換え食品という言葉」に対する“よくわからないものへの漠然とした”不安、および関連情報の不足によって、遺伝子組み換え食品についての「どちらかといえば怖い・悪い」「怖い・悪い」イメージが形成されている。
- 行政機関等からの事実に基づく適切な情報提供に対する消費者のニーズは高い
調査概要は以下の資料でご確認ください。
【遺伝子組み換え(バイテク)食品に対する 消費者の意識調査 報告書】(PDF)
http://www.cbijapan.com/material/dl/report/20160527/CBIJ_GM_Consumer_Survery_Presentation_160524.pdf