プレスリリース
バイテク情報普及会 第9回高校生科学教育大賞 授賞校決定のお知らせ
2025年7月10日
プレスリリース
バイテク情報普及会
高校生がゲノム編集で新品種の開発に挑戦!
第9回「高校生科学教育大賞」 最優秀賞に山形県立置賜農業高校
— バイテク情報普及会より、活動費用として100万円を支援 —
バイテク情報普及会(所在地:東京都中央区)は、高校生による「植物バイオテクノロジー」や「持続可能な農業」に関する科学教育活動を支援する「高校生科学教育大賞」の第9回受賞校を決定しました。最優秀賞には、日本農業遺産に登録されている「最上紅花」の遺伝子解析とゲノム編集による新品種開発に挑戦する山形県立置賜農業高等学校(山形県川西町)が選ばれました。同校には、申請額満額となる100万円の活動費を、バイテク情報普及会より支援いたします。
■高校生科学教育大賞について
バイテク情報普及会は、持続可能な農業の実現や食料の安定供給への貢献を念頭に、バイオテクノロジーの重要性をご理解いただくため、様々な活動を行っております。
本賞は、次世代を担う高校生が「植物バイオテクノロジー」と「持続可能な農業」について深く学ぶ機会を提供する目的に、2017年に創設されました。バイテク情報普及会が全国の高等学校を対象に毎年公募を行い、選考のうえ、採択校に最大100万円の活動費支援を行っています。
■第9回(2025年)の応募と選考概要
本年は全国から21件の応募が寄せられました。小野道之氏(筑波大学 生命環境系 准教授)、小泉望氏(大阪公立大学大学院 農学研究科 教授)、小島正美氏(食生活ジャーナリストの会・前代表)、高島賢氏(農林水産省 消費・安全局 農産安全管理課 審査官)の外部有識者に加え、当会会員企業により構成された選考委員会にて、提出書類に基づき厳正な審査を実施いたしました。その結果、以下の通り受賞校を選定し、表彰と活動支援を行うことを決定いたしました。
■最優秀賞(申請額満額の100万円を支援)
山形県立置賜農業高等学校(山形県川西町)
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(選考理由)
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■特別優秀賞(2校、各校に活動費の一部として15万円を支援)
大分県立大分舞鶴高等学校(大分県大分市)
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兵庫県立農業高等学校(兵庫県加古川市)
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■優秀賞(3校、各校に活動費の一部として5万円を支援)
津田学園高等学校(三重県桑名市)
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愛知県立安城農林高等学校(愛知県安城市)
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広尾学園高等学校(東京都港区)
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■バイテク情報普及会賞(活動費の一部として4万円を支援)
東京都立科学技術高等学校(東京都江東区)
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全受賞校の一覧など、詳細は当会ウェブサイトにてご確認いただけます。
【2025年 高校生科学教育大賞 授賞校一覧】
https://cbijapan.com/education/
▼バイテク情報普及会について
バイテク情報普及会(CBI Japan)は、植物科学やバイテク作物の開発企業で構成する国際組織「クロップライフ・インターナショナル(本部:ブリュッセル)」傘下の任意団体で、2001年10月1日に設立されました。本会は、「クロップライフ・インターナショナル」のビジョンである持続可能な農業の実現や食料の安定供給への貢献を念頭に、サイエンスベースで透明性ある許認可システムの構築を支援するための活動や幅広いステークホルダーの皆様にバイオテクノロジーの重要性をご理解いただくための広報活動を行っています。
会員企業(50音順):
・コルテバ・アグリサイエンス日本株式会社
・シンジェンタジャパン株式会社
・バイエル クロップサイエンス株式会社
・BASFジャパン株式会社
▼このリリースに関するお問い合わせ先
バイテク情報普及会 事務局
メール:secretariat@cbijapan.com
https://cbijapan.com/