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米国農水産業協同組合、記録的売上げ及び資産額を達成 (USDAリリースの紹介)
2013年10月23日、米国農務省 (USDA) は、米国の農水産業協同組合が、2012年の売り上げ、収入及び資産額において、記録的な数値を達成したと発表しました。
この記録は、穀物、農機具、その他多くの農産物の価格上昇に支えられたことによるもので、全農協の2012年売り上げは、前年より180億ドル高の2,350億ドル(約23兆円)となり、8.3%の伸び率となっています。税引き前の純利益は前年の54億ドルより約13%高の61億ドル(約6,000億円)を記録しています。
USDAが行った国内2,200以上の農協調査によると、農協の2012年の穀物及び油糧種子の売り上げは70億ドル以上の増加でした。また、穀物倉庫、農機具店、食品・飲料加工工場などを含めた農協の純資産についても、劇的に増加し、前年の794億ドルから4%上昇、2012年は829億ドル(約8兆1,000億円)に達したとしています。
このような記録的数値達成について、農務長官のTom Vilsackは、「農協の運営は農家主導であり、売り上げ及び収入は農村経済に還元される。また、農協は185,000人の雇用を生み出していることからも、好調な農村経済を支える必要不可欠な組織である」と述べています。
米国では大統領のリーダーシップのもと、地域経済の活性化に向けた投資が重点的に行われており、USDAは、これらの投資が米国経済や地域、農村社会の発展に寄与するだけでなく、米国の価値の基盤である「地域の暮らし」の支援に役立っていると結んでいます。
詳しくは以下のサイトでご覧ください。
米国農務省 (USDA)のサイト(英語):
http://www.usda.gov/wps/portal/usda/usdahome?contentid=2013/10/0199.xml