科学教育支援(高校生科学教育大賞2020)募集時のページ

バイテク情報普及会は、持続可能な農業の実現や食料の安定供給に貢献するバイオテクノロジーの重要性をご理解いただくため、様々な活動を行っております。その一環として、これからを担う高校生の皆様に「植物バイオテクノロジー」と「持続可能な農業」とについてより深く学び考えるきっかけとしてもらうことを目的に、2017年に「高校生科学教育大賞」を設立し、毎年支援対象校を公募しています。

本年度の応募は締め切りました。結果発表は2020年7月を予定しております。

高校生科学教育大賞

応募にあたってのお願い

現在、日本はもとより世界で新型コロナウイルスの感染が拡大しています。
多くの地域で学校が再開されない状況の中、生徒の皆さんも先生方ももどかしい気持ち、不安な気持ち等様々な気持ちで過ごされていることと思います。
バイテク情報普及会では公募中の「高校生科学教育大賞」について、先に締切を延長したところですが、政府の緊急事態宣言を踏まえ、中止も視野にいれて再検討しました。

その結果、「高校生科学教育大賞」を目標にしながら、既に家庭学習等の中で準備を進められていたり、遠隔で計画とりまとめを進められていたりするところもあるのではないか。また、こうした情勢だからこそ皆さんの創造力を生かして出来る研究や活動もあるのではないか、であれば、我々は門戸を開け、みなさんの思いを受け止めようという結論に至りました。

冒頭にも述べましたように、コロナウイルスの感染拡大が懸念されており、感染対策として3密(密閉・密集・密接)を避けることが強く要請されています。応募される際は、計画段階から3密を作らないよう配慮し、また実際の研究や活動も3密を避けて実施できるものを期待しています。
無理をせずに、また、本賞応募を家庭学習等にもご活用いただければ幸いです。

バイテク情報普及会は、「スチューデント・ファースト」の気持ちで、皆様からの応募をお持ちしております。

バイテク情報普及会は、高校生の植物バイオテクノロジーと持続可能な農業への理解促進につながる科学教育活動への支援を行う「第4回高校生科学教育大賞」を、2020年4月30日 5月29日まで募集します。

第3回となった昨年、2019年は最優秀賞に選ばれた貞静学園高等学校に申請額の全額となる65万円を、特別優秀賞として山形県立村山産業高等学校に申請額の一部となる50万円、他優秀賞の4校に対しそれぞれ申請額の一部を活動費用として支援させていただきました。

また、優秀賞に選ばれた福島成蹊高等学校の研究は、同年開催された高校化学グランドコンテストにおいて文部科学大臣賞を受賞するなど、大変嬉しいご報告も頂いております

第4回目となる本年も、農業とバイオテクノロジーへの理解が促進されるような研究やサイエンスコミュニケーション活動の計画やアイディアをお持ちの高校からのご応募をお待ちしております。もちろん、生徒の皆様自らによる企画・応募も大歓迎です。

募集要項・スケジュール・申込書は以下リンクよりダウンロードしてください。

2020年度 募集要項

募集対象 高等学校、高等専門学校における学校行事・部活動等の科学活動。
主旨 生徒自身または一般消費者の「持続可能な農業」や「植物バイオテクノロジー」への理解が促進されるような、実現可能で具体的な研究やサイエンスコミュニケーション活動を支援する。
支援内容

最優秀賞(1校)、優秀賞(数校)に選ばれた学校に、申請いただいた活動費用の一部または全額を支援する。

  • 1校当たり100万円を上限とする。
  • 申請額より減額して支給される場合がある。
  • 支援金は2020年8月に支給予定。

※活動費用:本活動に伴う、実験、調査、専門家派遣、海外研修、施設見学、交通費、書籍購入、報告のための学会参加費等に係る費用の一部または全額。
※国内外の移動を伴う場合は、各学校の教員がコーディネート及び引率を行い、各学校の責任の下で実施すること。

支援期間 2020年8月~2021年3月

※新型コロナウイルスの影響により、活動が2021年3月までに完了しない場合には2021年3月末時点の活動を以って活動報告書を提出するか、やむを得ず活動期限の延長を希望する場合には事前にバイテク情報普及会に相談する。

利用規約

以下の規約を読み、同意した方のみ応募すること。応募書類をバイテク情報普及会に送付した時点で、以下の規約に同意したものとみなす。

  1. 支援金の取り扱い
    • 申込書の支援金の使途に変更がある場合は、2020年10月末までにただちに当会に相談する。
    • 支援金の使途について、領収書の提出等を求める場合がある。
    • 本利用規約に違反した場合、本支援金を返還して頂く場合がある。
  2. 提出書類
    • 本支援事業採択後に申込書の記載内容に変更がある場合には、ただちに当会まで連絡する。
    • 学内外での活動終了後1か月以内に、本支援事業により実施した活動の成果について活動報告書を提出する必要がある。
    • 採用された活動の概要及び活動報告書は、当会ウェブサイトにて公表する。
  3. 成果の公表
    • 採択者は、本成果を公表するよう努力する。
    • 採択者は、本成果を学内外で発表、報告する場合、当会に報告するとともに、本支援事業の交付を受けて行った活動であることを記載する。
応募方法

当会ウェブサイトより申込書をダウンロードし、下記の申し込み先までE-mailで送付する。応募は学校を通じて行い、各校3案件までとする。

  • 申込先メールアドレス:secretariat@cbijapan.com
  • 申込書は指定の書式を使用する。
  • 支援金の具体的な使用方法等(例:渡航費xx円、滞在費xx円等)を明記する。
  • 担当教員1名を申込責任者とする。
  • 手書きは選考対象外とする。
  • 選考の際に学校名は伏せて審査するため、申請書2、3枚目の「活動の概要」には学校名を記載しない。
選考

当会会員企業及び下記の委員からなる選考委員会において行う。

  • 小泉 望氏(大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授)
  • 小島 正美氏(食生活ジャーナリストの会 代表)
  • 高島 賢氏(農林水産省 消費・安全局 農産安全管理課 審査官)
応募締切 2020年4月30日 5月29日(金) 23:59まで
発表 2020年7月頃、受賞校に通知する他、当会のウェブサイト上にて発表する。
申し込み・
お問い合わせ先
バイテク情報普及会 事務局
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-2-2 神田パークプラザ5階
Tel:03-3525-4805 E-mail:secretariat@cbijapan.com URL:http://www.cbijapan.com/
※必要に応じて事前相談を受け付けております。

(参考)過去の最優秀賞受賞校

2019年:貞静学園高等学校

「メンデルの法則をバイテクで証明しよう(植物育種とバイオテクノロジーの融合)」
企画概要書

2018年:広尾学園高等学校

「シロイヌナズナ感受性変異体を用いたカドミウム耐性機構の解析」
企画概要書活動報告書

2017年:山形県立米沢興譲館高等学校

「米沢興譲館バイテク・ネットワーク~小中高大をつなぐバイオテクノロジー教育の懸け橋となる取り組み」
企画概要書活動報告書

過去の受賞校一覧

2020年 高校生科学教育大賞に関するお知らせ

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