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「新規殺虫性タンパク質の安全性評価に関するワークショップ」開催のご案内
2024年8月吉日
関係各位
バイテク情報普及会
「新規殺虫性タンパク質の安全性評価に関するワークショップ」開催のご案内
バイテク情報普及会は、来る9月3日(火)13時30分より、「新規殺虫性タンパク質の安全性評価に関するワークショップ」を下記の通り開催いたします。
これまでに安全性評価が行われてきた遺伝子組換え作物で発現する殺虫性タンパク質は、食経験情報(HOSU: History Of Safe Use)がある土壌微生物に由来する場合が多く、これまでの知見の積み重ねにより、その評価方法も確立されてきました。一方、近年では食経験情報のない生物に由来する殺虫性タンパク質を発現する遺伝子組換え作物が開発され、それらに対する安全性評価が行われています。これらの新規殺虫性タンパク質の食品としての安全性評価に際しては、既存の評価方法を適用することへの懸念から、ヒト培養細胞を用いたin vitroの試験が追加的に求められる場合もあります。
本ワークショップでは、CLI(CropLife International)の会員企業から、現在開発に取り組んでいる殺虫性タンパク質について説明させていただくと共に、食経験情報の無い殺虫性タンパク質の安全性評価方法の考え方に対するCLIの見解をご紹介させていただきます。また、ヒト培養細胞試験を含めた補足試験につきましても、その現状と課題に関する知見を紹介させていただきます。そして議題の最後に予定しておりますパネルディスカッションを通じて、新規の殺虫性タンパク質の安全性評価の考え方についての理解を深めていただければと考えております。なお、ワークショップ後には懇親会も開催いたします。
つきましては、下記要領にて開催いたしたく、ご多忙の折とは存じますが、何卒ご出席くださいますようお願い申し上げます。ご参加を希望される方は、下記のフォームよりお申し込みをお願い申し上げます。
催事名 | 「新規殺虫性タンパク質の安全性評価に関するワークショップ」 (同時通訳あり)*プログラム・ご案内状(PDF) |
日時 | 2024年9月3日(火) ワークショップ: 13:30~17:30 (受付開始:13:00) 懇親会: 18:30~ |
会場 | ステーションコンファレンス東京 6階 605-ABC 東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー6F懇親会:プロント東京駅店(サピアタワーの前) |
参加費 | ワークショップ :無料 懇親会 :4,950円(領収書発行あり) |
お申込み | 当イベントは終了いたしました。 |
締め切り | 2024年8月20日(火) *ただし定員(60名)になり次第、締め切らせていただきます。 |
お問合せ | バイテク情報普及会 事務局 熊谷 Tel:070-4076-8683 Email:secretariat@cbijapan.com |
バイテク情報普及会 日時:2024年9月3日(火) 13:30~ <プログラム> |
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13:30-13:35 | 開会の挨拶 |
13:35-13:45 | 「食経験のない殺虫性タンパク質の安全性をどう評価するか?」 児玉浩明教授(千葉大学) |
13:45-14:45(各20分) | 「新規殺虫性タンパク質を発現するGM作物」
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14:45-15:00 | 休憩 |
15:00-15:20 | 「Bt蛋白質の命名法の改定」 William Moar(Bayer Crop Science, USA) |
15:20-15:40 | 「食経験情報の無い殺虫性タンパク質の評価におけるWeight of Evidenceを用いたアプローチ」 Yong Yin(CropLife International, Bayer Crop Science, USA) |
15:40-16:00 | 「タンパク質の安全性評価における補足試験」 Matias Attene Ramos(CropLife International, Bayer Crop Science, USA) |
16:15-17:30 | パネルディスカッション |
18:30~ | 懇親会: プロント東京駅店(サピアタワー前) |