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メディアセミナー:遺伝子組み換え作物の交雑と自生に関する科学的考察?花粉飛散やこぼれ種による”遺伝子汚染”は本当か??

Fバイテク情報普及会は7月6日、第2回メディアセミナーを都内にて開催しました。今回は「遺伝子組み換え作物の交雑と自生に関する科学的考察?花粉飛散やこぼれ種による”遺伝子汚染”は本当か??」と題して、前半は(独)農業環境技術研究所の松尾和人氏には「遺伝子組み換え作物の花粉飛散と交雑について」、(独)農業生物資源研究所の田部井豊氏には「育種、生物多様性について」を講演していただきました。

後半はサイエンスライターの松永和紀氏にご参加頂き、サイエンスライターから見た遺伝子組み換え作物の交雑・自生報道の課題等についてお話しいただき、その後同氏から専門家お二人に報道で使われている言葉や内容に関して質問を投げかける形でディスカッションを行いました。消費者に混乱を招いている”自生”と”生育”の科学的意味の違いをはじめ、日本における花粉飛散と交雑についてどこまで検証されているのか、また “交雑”の可能性の低さなどが話題となりました。今回はメディアの方約40名の参加がありました。

バイテク情報普及会では、”遺伝子組み換え”に関する消費者の認識で重要な役割を担うメディア関係者を対象に、遺伝子組み換え技術などのバイオテクノロジーに関する事実に基づく科学的な情報提供のための活動として”メディアセミナー”を行っております。

国連ホームページ
http://www.un.org/News/Press/docs/2005/sag358.doc.htm

 

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