GMO Answers 回答者

ローラ・プリバレ氏は、ウイスコンシン大学で生化学の博士号を取得した後、1984年から農業バイオテクノロジー業界に身を置いてきました。博士論文では、窒素固定藍藻について取り組みました。デューク大学でポスドクフェローシップとして亜硝酸還元酵素の研究を行った後、当時新設されたばかりであったチバガイギー社のバイオテクノロジー部門に入社しました。この部門は、その後ノバルティス社に移管され、そしてシンジェンタ社となりました。1992年以降は規制科学部門での業務に従事し、米国で最初に規制当局の承認を得ることとなった遺伝子組み換えトウモロコシの安全評価パッケージの作成に深く係りました。2003年には規制科学部門のヘッドとしてBASF社に入社し、2013年にバイエルクロップサイエンス社に移りました。彼女は、衛生環境研究センターのタンパク質アレルギー誘発性技術委員会で副委員長を務め、その後委員長としての役割を担ってきました。またノースカロライナ・バイオテクノロジーセンターの教育充実助成パネルの一員としても活躍している他、農業とバイオテクノロジー分野における「Faculty of 1000」のメンバーでもあります。