GMO Answers 回答者

キャロル・カイザー

Carol Keiser

C-BAR 畜牛会社の社長、「Truth About Trade & Technology」の理事会メンバー

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キャロル・カイザー=ロングは、彼女が設立したC-BAR 畜牛会社の社長で、カンザス州やネブラスカ州、イリノイ州の西部において5,000頭から6,000頭の牛を飼育する事業を行っています。彼女は、C-ARC Enterprises社の社長も務めています。カイザー-ロング氏は、州や連邦レベルで「農業擁護者」としても活躍していており、「子供たちのための農場安全 及び子供たちの安全キャンペーン」のコンサルタントを務めると同時に、個人や企業に働きかけこの活動への支援を求めています。また、1997年以来、「米国農業の未来」の理事会メンバーを務め、現在は、USDA REE (研究、教育、再生可能エネルギー委員会)の会長職にある他、米国農務省長官の主要な諮問委員会である「農業研究・普及・教育・経済諮問委員会」に、食用畜産品製造業者の代表としても参加しています。この他、農場財団の評議員や「畜産農業の将来プロジェクト」の「食品安全及び家畜衛生小委員会」において、畜牛業者を代表し運営委員を務めています。

彼女は、2005年に女性として初めて、米国優良牛肉理事会のメンバーに選ばれました。また、米国牧場主牛肉協会のメンバーとして、同協会の家畜衛生委員会や税制委員会の活動にも参画しています。彼女はまた米国畜産学会並びにアメリカ肉科学協会の専門会員でもあります。キャロルは、イリノイ大学で畜産学の学位を、グリービル大学で教育学の学位を得ており、財政や政務に関する課程も履修しています。2008年には、イリノイ大学から特別功労賞を受賞しました。カイザー=ロングは、インターンシップ・プログラム「生産農業及び関連分野における女性への機会提供」を開設し、イリノイ大学の農業・消費・環境科学学部で学ぶ女性に、農業についての知識を更に深めるための機会を提供しました。この取り組みは、若い女性が食品や農業分野でのキャリアを積むとともに、多方面における実践的な経験を得ることを目指したものです。

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