GMO Answers 回答者

レイ・レイトン

Ray Layton,Ph.D.

博士、デュポン・パイオニア社、環境安全部門、リサーチ・フェロー

私は子供の頃から、物事の仕組みを解き明かすことに興味を持っていましたので、科学者になったことは驚くにあたりません。私の専門は生態学で、特に生態系がどのように機能し、様々な効果にどのように反応するかを探っています。 初期の科学研究の殆どは、小川や河川、池などの水生系に関するものでした。炭鉱や農業、荷船交通、農薬などが水生系に与える影響について研究していました。時間と共に 私の興味の対象は広がっていきましたが、共通するテーマはリスク評価であり続け、常に、様々な活動がもたらす潜在的な影響を理解する(そして減らす)ことを念頭に置いてきました。 私は1989年以来デュポン社に勤務していますが、当初は、従来の化学農薬が環境やヒトの健康に及ぼす潜在的リスクについて研究していました。 その後2002年にデュポン・パイオニア社に移り、製品安全グループを立ち上げるとともにグループのリーダーを務めました。このグループは、環境やヒトの健康、安全の観点から、遺伝子組み換え作物を評価することに特化した科学者集団でした。私は余暇の多くを、サイクリングやハイキング、ランニング、パドリングなど屋外での活動に費やし、ボーイスカウトのリーダーをボランティアで務めています。 私の生涯の目標は、健全な科学を用いて、世界を、特に私が大好きな外の世界を、私が初めて出会った時よりも、遥かによい状態で後世に残すことです。

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