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不毛の砂漠に緑のオアシス 遺伝子組み換え技術への期待

「砂漠に人工的に雨を降らせることができる」「ヘッドホンひとつであらゆる国の人とコミュニケーションがとれる」などと聞いたら夢のような話だと思いませんか?でもこれは空想ではなく、専門家による科学技術予測調査に基づいた日本の未来像の一つです。

安倍総理の指示のもと、2025年に目指すべき日本の社会イメージを描いた「イノベーション25(中間とりまとめ)」が2月末に発表されました。イノベーション25は新しい考え方で技術革新や社会システムの刷新に取り組み、画期的な成果をあげて日本の未来を創ろうとする政府の長期戦略指針です。「こんな発明、こんな社会の仕組みがあったら、こんな人がいたら、私たちの暮らし方、仕事の仕方、学び方は、こう変わる」という国民や科学者の意見、2,500人の専門家による科学技術予測調査等をもとにつくられました。
イノベーション25の計画のうち、特に夢のある20例がイラスト付で紹介されていますが、「例6.不毛の砂漠に緑のオアシス」の計画実現のために必要な技術として、遺伝子組み換え技術が注目されています。遺伝子組み換えなどの最先端バイオ技術を生かして、劣悪な環境下でも育つ植物を導入しながら、土壌の脱塩などで健全な土壌を回復し、不毛の地と化した砂漠を緑地に復元する計画です。遺伝子組み換え技術によって、耐塩性や耐乾性、耐寒性などをもつ環境ストレスに強い植物を開発して砂漠に植えれば、作物生産や緑化などに貢献できると期待されています。

イノベーション担当の高市早苗大臣は「イノベーション25は決して遠い未来の夢物語ではない。単なる未来予測でもない。日本国民と政府が力を合わせて着実に創っていく日本の未来である」と述べています。今後、戦略的な政策のロードマップの検討を行い、5月末に最終報告が出される予定です。

首相官邸ホームページ「イノベーション25」
http://www.kantei.go.jp/jp/innovation/index.html

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