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農林水産省遺伝子組み換え植物の実態調査結果(平成23年度) 交雑体なし

 農林水産省は、平成18年度から、各輸入港周辺において、遺伝子組み換えセイヨウナタネの生育状況や、遺伝子組み換えセイヨウナタネと近縁種(カラシナ、在来ナタネ)との交雑状況を、平成21年度からはダイズ及びその近縁種(ツルマメ)についても対象に追加し、調査しています。
 このほど、平成23年度における調査結果が発表されましたが、ナタネ類については、平成22年度までと同様、交雑体は見られず、遺伝子組み換え体の生育範囲の拡大も見られませんでした。また、遺伝子組み換えダイズとツルマメの交雑体も見られませんでした。

  今回の調査結果の概要は、次のとおりです。

■ナタネ

  • 調査した輸入港17港のうち、16港の周辺地域548地点で、遺伝子組み換え体かどうかに関わらずセイヨウナタネを含むナタネ類が生育していました。このうち、8港の周辺地域で、組み換えられた遺伝子を持つセイヨウナタネが生育していました。
  • 生育地点から採取した計1753個体のナタネ類のうち、組み換えられた遺伝子を持つセイヨウナタネは108体で、それぞれ1種類の除草剤耐性遺伝子を持っていました。
  • カラシナ又は在来ナタネと遺伝子組み換えセイヨウナタネとの交雑体は見られませんでした。

■ダイズ

  • 調査した輸入港10港のうち、3港の周辺地域9地点で、遺伝子組み換え体かどうかに関わらずダイズ又はツルマメが生育していました。このうち、1港の周辺地域で、組み換えられた遺伝子を持つダイズが生育していました。
  • 生育地点から採取した計21個体のダイズ及びツルマメにおいて、組み換えられた遺伝子を持つダイズは4個体で、それぞれ1種類の除草剤耐性遺伝子を持っていました。
  • ツルマメと遺伝子組み換えダイズとの交雑体は見られませんでした。

農林水産省は、平成20年度までの調査や、環境省が実施する調査の結果も参考にし、平成21年度から平成23年度までの調査結果を総合的に解析する予定です。

農林水産省プレスリリース
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/120912.html

<参考資料>
「平成23年度遺伝子組換え植物実態調査」の結果について(PDF)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/c_data/pdf/23_kekka.pdf
「平成23年度遺伝子組換え植物実態調査」の結果について・参考資料
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/c_data/h23_chousa.html

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