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米国農務省(USDA)、「バイオテクノロジーと21世紀の農業」の諮問委員会(AC21)が最終報告書
米国農務省(USDA)は2012年11月19日、「バイオテクノロジーと21世紀の農業」についての諮問委員会(AC21)が03年から議論を続けてきた最終報告書を発表しました。報告書は、米国の食と農業とUSDAに対するバイオテクノロジーが与える長期的なインパクトを検証してきたものです。そこには、農業におけるバイオテクノロジーの応用に関する緊急性の高い問題に対する指針が示されています。
AC21は03年から08年に渡って頻繁に議論を重ねてきましたが、その後Tom Vilsack農務長官によって、特定の短期的な課題に集中して議論するように見直されました。その目的は、従来の栽培方法や有機栽培、分別管理(Identity Preserved)栽培などと、バイオテクノロジーを用いた栽培方法が共存する道を探ることにあります。
AC21の最終報告書には、最終な提言や諮問委員会各メンバーの意見が付されており、米国の農業が置かれた現状や今後、世界へのインパクトなどの観点から、今後の動向が注目されます。
詳細は、USDAが2012年11月19日に公表した報告書をご参照下さい。(英語)http://www.usda.gov/documents/ac21_report-enhancing-coexistence.pdf