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2006年、米国の遺伝子組み換え作物の作付割合が上昇

米国農務省(USDA)の農業統計部(NASS)は6月30日、2006年の農作物作付調査結果を発表しました。それによると、米国における遺伝子組み換え農作物の作付面積の割合は、調査対象のトウモロコシ、大豆、ワタのすべてにおいて前年より大幅に増加しました。
最も大きな伸びがみられたのはトウモロコシの割合で、2006年に米国で栽培された全てのトウモロコシ7,937万エーカー(約3,200万ヘクタール)のうち、遺伝子組み換え品種の占める割合は61%で、昨年の52%より9%も伸びました。性質別の内訳は、最も多いのが「害虫抵抗性」のBtトウモロコシで25%、次いで「除草剤耐性」の品種が21%ですが、「害虫抵抗性」と「除草剤耐性」の両方の特性を兼ね備えた品種(スタック)の利用が進んでいて、昨年の9%から15%に増えています。
ワタは総作付面積1,527万エーカー(約620万ヘクタール)のうち、遺伝子組み換えワタの割合が昨年の79%から今年は83%に上昇しました。性質別では、ワタもトウモロコシと同様にスタック品種の作付割合が増え、39%とトップとなっています。除草剤耐性の品種は26%、害虫抵抗性Btコットンは18%でした。
大豆は7,493万エーカー(約3,000万ヘクタール)で栽培され、昨年の87%から今年は89%に増えました。なお、遺伝子組み換え大豆は全て除草剤耐性でした。
NASSによる遺伝子組み換え農作物の作付割合の調査は毎年実施されておりますが、2000年以来順調に増え続けていて、米国では遺伝子組み換え作物が生産者に選ばれていることを物語っています。
詳細は「調査結果・資料集・データ集」をご参照下さい。

USDA/NASSホームページ
http://usda.mannlib.cornell.edu/reports/nassr/field/pcp-bba/acrg0606.pdf

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