新着情報
セラリーニ教授らによる遺伝子組換え作物に関する動物試験について
フランス、カーン大学のセラリーニ教授らによる、遺伝子組換え(GM)作物に関する動物試験について、同試験と同様の作物および2年という同期間での公的資金による大規模な検証試験がEUで行われ、その結果が今年発表されたことから、皆様に以下、情報を提供いたします。
ポイントは次の2点です。
(1)2012年に発表されたセラリーニ教授らによる動物実験は、翌年2013年にその科学的妥当性が世界中の規制当局等によって否定されジャーナルから撤回されています。撤回理由は科学的検証によるもので産業界の圧力等ではありません。
(2)2019年2月、EUでセラリーニ実験の検証を目的とした公的資金による2年間の長期動物試験の結果が発表され、その結論は改めて否定されています。
詳細は以下の文書及びウェブページの情報をご覧ください。
- セラリーニ教授らによる遺伝子組換え作物に関する動物試験について(PDF)
https://cbijapan.com/wp-content/uploads/2019/10/191023_CBIJ_Press_Release_final.pdf - バイテク情報普及会ウェブサイト「 遺伝子組み換え作物の安全性についての誤解」
https://cbijapan.com/about_safety/misconception_safety/
本件に関する問い合わせ先:
バイテク情報普及会 事務局
事務局長 熊谷 善敏
03-3525-4805