プレスリリース
バイテク情報普及会 第4回高校生科学教育大賞 授賞校決定のお知らせ
2020年7月21日
バイテク情報普及会 第4回高校生科学教育大賞
授賞校決定のお知らせ
― 最優秀校は常総学院高等学校 「高校生 (スマート)農業を始めるまでの全記録」 ―
バイテク情報普及会は、持続可能な農業の実現や食料の安定供給への貢献を念頭に、バイオテクノロジーの重要性をご理解いただくため、様々な活動を行っております。その一環として、これからを担う高校生の皆様に「植物バイオテクノロジー」と「持続可能な農業」についてより深く学び考えるきっかけとしてもらうことを目的とした「高校生科学教育大賞」を2017年に創設しました。支援対象となる科学教育活動を公募し、採択校にはその活動費用として1校につき最大100万円の支援を行っています。
第4回となる本年は、全国各地の高等学校から合計15件の応募を頂きました。小泉 望氏(大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授)、小島 正美氏(食生活ジャーナリストの会 代表)、高島 賢氏(農林水産省 消費・安全局 農産安全管理課 審査官)の外部委員及びバイテク情報普及会 会員企業から成る選考委員会において、各校より提出された申請書類に基づき厳正な審査を重ねた結果、下記の高等学校を授賞校に選定し表彰するとともに、その活動を支援することを決定いたしました。
最優秀賞には、常総学院高等学校(茨城県土浦市)の「高校生 (スマート)農業を始めるまでの全記録」が選ばれ、バイテク情報普及会より活動支援金として申請金額の全額となる50万円が給付されます。農作業経験のない高校生が、ゼロから農業を始めようとするとどのような疑問や課題が生じるのかを記録するという活動計画は、日本の農業が抱えている問題を明らかにするとともに、若者が農業を職業として選択してくれること、また持続可能な農業を実現するための社会貢献が期待できる点が高く評価され、最優秀賞の授賞に至りました。
また、優秀賞には大阪府立園芸高等学校(大阪府池田市)の「高校間連携による植物・微生物のDNA分析とバイテクに関する生徒研究の地域推進」、山形県立置賜農業高等学校(山形県川西町)の「空気浄化スーパー植物『ニオイ木』の開発と普及に関する研究」が選ばれ、それぞれに申請金額の一部となる30万円が支援金として給付されます。
その他授賞校などの詳細については以下URLウェブサイトをご覧ください。
https://cbijapan.com/education/
プレスリリース本文(PDF)
https://cbijapan.com/wp-content/uploads/2020/07/CBIJ_Press_Release_200721.pdf