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食品安全委員会  遺伝子組み換え食品(種子植物)の安全性評価基準を承認

1月29日に開催された第30回食品安全委員会において、「遺伝子組み換え食品(種子植物)の安全性評価基準」と「遺伝子組み換え植物の掛け合わせについての安全性評価の考え方」が確認され、正式に同委員会の安全性評価基準となりました。

遺伝子組み換え食品の安全性審査は以前、厚生労働省で行われていましたが、2003年7月から食品安全委員会が実施することになりました。そこで遺伝子組み換え食品等専門調査会では昨年の秋から、安全性審査する際の拠りどころとなる評価基準の策定を進めてきました。

評価基準案の内容については、国民の意見や情報の募集や、専門委員と消費者が直接意見を交換する会の開催なども行い、参考とされました。

審査基準ができるまで、遺伝子組み換え食品の安全性審査は行われていませんでしたが、2月には個別の審議が開始される見込みです。

専門調査会では次いで、遺伝子組み換え食品添加物についても安全性評価基準を策定するための検討をはじめました。対象となるのは、遺伝子組み換え微生物によって作られた添加物です。さらに、遺伝子組み換え飼料の安全性評価基準も追って検討に入ることになっています。

食品安全委員会ホームページ
http://www.fsc.go.jp/senmon/idensi/index.html

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