新着情報

ケニア アフリカで第4番目の遺伝子組み換え作物栽培国へ

 Nature newsは、ケニアが、新たに遺伝子組み換え作物の商業栽培を行う国の一つとなるだろうと伝えています。アフリカでは、既に南アフリカ、ブルキナファソ、エジプトで遺伝子組み換えの商業栽培が行われており、ケニアはそれらの国についで4番目の栽培国となる見込みです。

 ケニアでは、バイオセーフティ局が遺伝子組み換え作物の栽培規制を公表する予定となっており、それにより商業栽培が可能となります。ケニアでは、2009年にバイオセーフティ法が可決されていましたが、今回の規制のもと、遺伝子組み換え作物の栽培や輸出入等の管理が行われます。最初の栽培作物となるのは害虫抵抗性ワタだとされ、そのほか、ウイルス抵抗性のサツマイモや干ばつ耐性のあるトウモロコシの試験栽培なども行われるとみられています。

 アフリカ農業技術基金(African Agriculture Technology Foundation)のFrancis Nang'ayo氏は、「バイオテクノロジーは、ケニアの農業や健康における問題を解決する手立てとなり得るため、安全に利用していくべきである」と述べ、規制の整備によって、近年ケニアで問題となっている干ばつによるトウモロコシ不足への対応や、生産性の向上に貢献するだろうとしています。
 また、今回のケニアの規制や管理が成功することで、その他の東南部アフリカ市場共同体(COMESA)加盟国のバイオセーフティ規制構築へも影響を与えると期待されています。

Nature news
http://www.nature.com/news/2011/110711/full/news.2011.410.html

Pagetop