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EU  飼料用遺伝子組み換え作物 未承認混入の許容水準値0.1%を承認へ

現在、EUでは未承認の遺伝子組み換え作物は、原則と して許容水準値がな く、少しでも検出されれば輸入されないようになっています(ゼロトレラン ス)。しかし、昨年より、飼料用作物 について0.1%という許容水準を設けよ うと、検討が行われてきました。
EUでは動物用飼料として、大豆などの作物を輸入していますが、ゼ ロトレ ランスによる対応のための輸入禁止などから、飼料用原料の不足などが起こ り、実現性の難しさが大きな課題となっていました。
その流れの中で、EU加盟国の代表による専門委員会は 2011年2月、EU内での 飼料用作物の許容水準値を0.1%と承認しました。今後、欧州委員会による 承認が済めば、今年夏まで に設定がされる見込みです。

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