新着情報

英国 遺伝子組み換え小麦の野外試験を承認

 英国のDefra(環境食糧農村地域省)は、ローザムステッド研究所が申請した遺伝子組み換え小麦の隔離ほ場試験を承認しました。この小麦は、害虫であるアブラムシに抵抗性のある品種で、2012、2013年の2年間、約1.2ヘクタールで栽培する予定となっています。英国ローザムステッド研究所は、これまでも遺伝子組み換え技術の研究開発を行っており、海藻から分離した遺伝子をナタネのような農産物に導入してオメガ3脂肪酸を高めた油脂の開発などの研究も行っています。

 2010年以降、食糧価格が高騰して世界の飢餓人口が今後増えるとされる中で、国際連合によると、この10年間で小麦価格は80%ちかく上昇しています。今回の遺伝子組み換え小麦の開発は、ヨーロッパにおける遺伝子組み換え小麦の実用化の一途として注目されています。

 一方、世界の小麦生産を担う米国、カナダ、豪州における小麦生産者団体は、遺伝子組み換え小麦の開発を開発企業に要望しており、開発企業は2020年までに乾燥耐性や高収量品種の実用化を目指して、現在新品種の開発を行っています。

DefraWEBSITE
http://archive.defra.gov.uk/environment/quality/gm/regulation/registers/consents/index.htm

Pagetop