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農林水産省 2008年度より新農業展開ゲノムプロジェクトをスタート

農林水産省は2008年より5ヵ年計画で、遺伝子組み換え技術などを駆使した革新的な作物の開発を行う新プロジェクトをスタートさせます。イネゲノム研究の加速化と、遺伝子機能の有効活用を目指します。

これまで日本が主導となって研究をすすめてきたイネゲノムの研究分野では、既にイネの全塩基配列が解明されており、約100個の重要な遺伝子機能の解明にも成功しています。この成果をもとに、今回のプロジェクトでは、食料や環境、エネルギー問題の解決に関係する遺伝子にターゲットを絞って、新品種の開発などが進められる予定です。
例えば、DNAの配列を目印に、新品種が有用な遺伝子を持っているかどうかを効率よく確認することによって、スピーディーな新品種の育成に取り組みます。この手法はコメ以外の作物にも応用が可能で、大豆では耐湿性を高めたり、タンパク質含有量の改善、野菜や果樹では耐病性のある品種の開発などが進められる予定です。

このプロジェクトでは、遺伝子組み換え技術の活用がカギになるとみられています。超多収の作物、乾燥や塩害の環境下でも減収しない作物、カドミウムなどの汚染物質を効率的に吸収する環境浄化作物など、遺伝子組み換えによる革新的な作物の開発が計画されています。研究開発に加え、遺伝子組み換え技術の安全性対する社会的認知度を高める取り組みをあわせて行い、開発した作物の早期実用化を目指すとしています。

農林水産省農林水産技術会議ホームページ
http://www.s.affrc.go.jp/docs/hyouka/menu.htm

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