GMO Answers 回答者

ロブ・バートラム

Rob Bertram

米国国際開発局、 食品安全局、主席科学官

ロブ・バートラムは、米国国際開発局(USAID)食品安全局の主席科学官であり、主要なアドバイザーとして、世界の食料確保や栄養の改善を図るため、様々な技術やプログラムに係る課題について助言を行っています。この役割の下、彼は、米国政府による世界の飢餓撲滅と食料確保に関する活動 「Feed the Future」を支援しつつ、研究や科学技術、運用の推進に向け、米国国際開発局の事実に基づく各種の取り組みを主導しています。

現職就任以前、彼は食品安全局の農業研究・政策室のディレクターを務め、幅広いパートナーとの協働の下に、世界の食料確保に向けた取り組みにおける様々なイノベーションを計り、「Feed the Future」 に係る研究戦略や関連したプロジェクトの実行を主導しました。それ以前には、長年にわたり、農業や天然資源に関する研究へのUSAIDの投資業務に携わりました。

バートラム博士は、植物育種及び遺伝学が専門で、カリフォルニア大学デービス校、ミネソタ大学、メリーランド大学から関係の学位を取得しています。彼はまた、ジョージタウン大学で国際問題を専攻し、セントルイスのワシントン大学で客員研究員を務めた経歴を有しています。彼は、特に植物遺伝資源政策の分野で活発に活動してきましたが、それは、植物遺伝資源政策が、バイオテクノロジーの食料確保に関連する研究への応用を含め、開発に向けた研究と密接な関わりがあるためです。

USAIDでの勤務以前には、彼は米国農務省の国際プログラムや国際農業研究協議グループ(CGIAR)を通じて海外諸国とのプログラムに携わりました。

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