GMO Answers
質問
遺伝子組み換え種子は、何が問題なのですか?
回答
あなたの質問には、解釈の仕方によって、様々な答えができると思います。 私たちの農場では、トウモロコシとダイズの栽培に、遺伝子組み換え種子を使っています。 バイテク種子を使ってみて、ベネフィットを感じるのは、農薬や他の化学薬品の使用が、実際に減ったこと、また、土壌の耕起(掘り起こし)が少なくて済むことなどです。これは、土壌の流亡が少ないということで、環境にはとても良いことです。
私の考えでは、種子にまつわる一番大きな問題は、間違った情報が数多く、世の中に出回っていることです。 GMOは、公共イメージの問題を抱えています。 GMOは安全で栄養に富むという、科学に基づいた事実は、消費者に疑念を抱かせるような感情的で組織的な宣伝を前にすると、二の次になってしまいます。
全米科学アカデミーや世界保健機関、米国医師会、米国栄養士会、米国科学振興協会、その他多くの著名な研究機関や団体が、GMOは、他のいかなる方法で作られた食品同様に、安全で栄養に富むと認めています。
農業にかかわりのない人々は、農家は今や作物の栽培用に購入する種子を選ぶことができない、というような印象をもっているかもしれません。実際は、そうではありません。選択肢はあるのです。種子会社は多数あり、どこから買っても良いのです。 私たちは、使用する種子を、様々な要素を考慮しながら、自らの意思で選んでいます。選ぶ際に最も重視する点は、パフォーマンス(農薬などの資材が少なくて済み、収量が高いこと)です。
回答者 マリー・メルツ回答者
マリー・メルツ
Mary Mertz
農家