質問

更新日：2022年4月18日

ゴールデンライスなど、貧困層の人がたくさん食べるために開発されたのになぜ反対する人がいるのですか。 （2020年11月・中学生）

回答

ゴールデンライスの開発は、反対する人々による開発途上国における試験ほ場の破壊行為などにより、妨害を受けてきました。本件については、ノーベル賞受賞者159名が連名で、「遺伝子組み換え作物、特にゴールデンライスに対する反対運動は即刻中止すべきである」とする書簡を発表しています。
参考：http://supportprecisionagriculture.org/nobel-laureate-gmo-letter_rjr.html
日本語訳： http://supportprecisionagriculture.org/Japanese_letter.docx

遺伝子組み換え作物は、開発途上国の人々にも大きな恩恵をもたらすものです。しかしながら、反対派の根も葉もない主張またある時は破壊活動により、その遺伝子組み換え作物を必要としている人々がその恩恵に預かる機会も奪われているのが実情です。