よくある質問 - 中高生から寄せられた質問

質問

将来の食糧危機に向けて昆虫食が注目されていますが、遺伝子組み換え作物を栽培することによって、食糧危機や飢餓を救えると思いますか?(2022年1月・高校生)

回答

遺伝子組み換え作物を栽培することだけで食糧危機や飢餓を救えるとは言い切れませんが、遺伝子組み換え作物を栽培することにより作物の生産量を上げたり、耐病性作物や害虫抵抗性作物を開発したり、また乾燥などの様々な環境に適した作物を開発したりすることが可能です。

いま世界は、気候変動や人口の急増といった大きな問題を抱えており、2050年には、今より60%多くの食品が必要になるとも言われています1)。しかしながら、農地にする土地も限られていて農地をむやみに増やすこともできません。したがって、今後来るであろう農業の危機(気候変動、人口増加)に対応するには、より収量の多い作物、より栄養価の高い作物、乾燥に強い作物、行害虫に強い作物などをより早く開発する必要があります。従来の開発では時間がかかりすぎて(数十年かかる)とても対応できません。遺伝子組み換え技術を使ってより早く開発し危機に対応することが期待されます。

1)Building a common vision for sustainable food and agriculture Principles and Approaches 2014 (FAO,2014)
http://www.fao.org/3/a-i3940e.pdf

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