よくある質問 - 中高生から寄せられた質問

質問

現在、主に遺伝子組み換え作物の中で、とうもろこし、菜種、大豆などが日本に輸入されてきていますが、これからより多くの遺伝子組み換え作物が日本に輸入されると思われますか。また、日本では遺伝子組み換え作物の栽培が進められますか。(2020年11月・高校生)

回答

現在世界で主に生産されている遺伝子組み換え作物は、とうもろこし、菜種、大豆であり、日本に輸入されているそれらの遺伝子組み換え作物の割合はほぼ90%に達しています1)。したがって、総輸入量が増えない限り、今より量的に大幅に増えることは考えにくいです。遺伝子組み換え作物はとうもろこし、菜種、大豆以外にも、パパイヤやリンゴ、パイナップルなどが開発されていますが、これらの作物が日本に輸入されるかどうかは、消費者の遺伝子組み換え作物に対する意識2)次第ではないでしょうか。
また、日本国内での遺伝子組み換え作物の栽培に関しては、栽培したいという意向を示している農家3)が存在し、学術団体4-5)も日本での栽培に提言を行っていますが、自治体や周辺住民の理解を得ることが依然として難しいために、新たに作付けを開始することは困難な状況が続いています。

1) バイテク情報普及会、日本での利用状況 https://cbijapan.com/about_use/usage_situation_jp/
2) バイテク情報普及会、遺伝子組み換え食品に対する消費者の意識調査 https://cbijapan.com/document/4453/
3) 北海道農業者の会、要望書 http://hobia.jp/wp-content/uploads/2015/09/HOBIANEWS_317.pdf
4) 日本農学アカデミー、遺伝子組換え作物の実証栽培に関する提言
http://www.academy.nougaku.jp/pdf/20170301agriculturalacademyofjapan_suggestion.pdf
5) 日本育種学会、遺伝子組換え技術:安全性を確保しつつ適切な利用を推進する段階へ(声明)
https://jsbreeding.jp/2022/03/31/post-530/ (2022年4月追記)

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